2011年05月31日

第78回 日本ダービー(オルフェーヴル)

 この2冠、とんでもなくすごいと思った。本当にこの馬が世代の頂点だと思った。

 絶対的能力と類まれない闘争心、そして決して芯から崩れない強い精神力。そのすべてが優れていたと思う。


オルフェーヴル−23日本ダービー02.JPG
(オルフェーヴル ゴール前)


 昨日から降り続く雨。

 脚を踏みしめる度に滑りそうな最悪の馬場状態。

 スタンド前の発走で怒号のように襲いかかる歓声。

 前の馬が跳ね上げ顔中に襲いかかる芝や泥。

 4コーナーから直線にかけてライバル達から受ける厳しいマーク。


オルフェーヴル−23日本ダービー04.JPG
(オルフェーヴル ゴール前)


 それらをすべて克服しゴールを駆け抜けた時は2着と1馬身3/4差、3着以下とは9馬身近く引き離す圧勝。馬場適正の恩恵があったとしても、この着差なら実力差以外の何ものでもない。
 まさしくダービー馬、そして現3歳世代7458頭の頂点を極めたものに相応しいレースだったと思う。


オルフェーヴル−23日本ダービー05.JPG
(オルフェーヴル ウイニングラン)


 そしてその圧勝劇と共に今年のダービーで光り輝いたもの、それは人馬の間にある「信頼」という名の絆。オルフェーヴルと池添騎手がデビュー戦から培ってきたものだ。


オルフェーヴル−23日本ダービー06.JPG
(オルフェーヴル ウイニングラン)


 大暴れした1戦目、凡走した3戦目。オルフェーヴルが歩んできたのは、過去の偉大なる名馬達が歩んできた順風満帆な道のりでは決してなく、越えなけらばならない課題を多く含んだ道のりだった。


オルフェーヴル−23日本ダービー10.JPG
(オルフェーヴル ウイニングラン)


 時には勝利という代償を払ってまで、その課題を克服するためにレースで1つ1つ池添騎手が教え込み、オルフェーヴルがそれを吸収して実力を発揮できるように成長していく。その人馬の歴史があるからこそ、築き上げられてきた「信頼」。


オルフェーヴル−23日本ダービー11.JPG
(オルフェーヴル 口取り)


 その真価が最高の舞台で光り輝いた。まずは道中の位置取り。1番人気の皐月賞馬。2冠のかかったこのレースで、条件は最悪の不良馬場。常識的には中団より前で勝負したいところが、折り合えた時のオルフェーヴルの末脚を信頼して、無理には出さず敢えて後方で折り合いに専念し、あの末脚を引き出す好騎乗。


オルフェーヴル−23日本ダービー12.JPG
(池添騎手 口取り)


 そして二つ目は、直線の入口で意図的にナカヤマナイトの善臣騎手がオルフェーヴルの進路を狭めたあのシーン。
 ナカヤマナイトとサダムパテックに挟まった状態でそれでも押してくるナカヤマナイト。しかし池添騎手はオルフェーヴルの力を信じ追い続ける。それにオルフェーヴルは懸命に応えて左側のサダムパテックを跳ねとばし、勝利への扉をこじ開けた。


オルフェーヴル−23日本ダービー13.JPG
(池添騎手 表彰式にて)


 まさにこの2つの事実は、人馬一体が成せる技。恐らくこのコンビでなければ、この試練に満ちたダービーを勝ちきれなかったのでは。
 乗り変わりの激しい昨今の競馬において、「この馬にはこのジョッキー。」と思っていた騎手が、次のレースで別の馬で隣を走っている。そんなことは珍しくない。


オルフェーヴル−23日本ダービー16.JPG
(オルフェーヴル 口取りにて)


 しかし馬は生き物。一頭一頭性格も違うし、くせも違うはず。それならば決まった騎手が乗り続けるほうが力を発揮できるのではないか。そんな自分の思いを今回体現してくれたオルフェーヴルと池添騎手。本当に嬉しく思うと同時に、このままこのコンビで日本競馬を盛り上げていって欲しいと思う。


オルフェーヴル−23日本ダービー14.JPG
(オルフェーヴル 口取りにて)


 さあ、これで2冠。今回のレースぶり、そして父ステイゴールドで母父メジロマックイーンの血統を思えば、菊花賞も望むところ。現時点では極めて3冠に近いところにいるはず。
 秋、10月23日、舞台は京都。思わず大声を張り上げてしまうような感動を我々ファンに届けてくれると、自分はそう「信じて」います。



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posted by 4492 at 23:21| Comment(2) | 競馬観戦記録2011 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月28日

第78回 日本ダービー

 どうも、4492です。

 いよいよ今週末は、日本ダービー。競馬ファンにとっては、この日が待ち遠しくてたまらないほど偉大なレースです。運悪く今週末は雨模様。十中八九、馬場は荒れるので、皆さん予想も頭を悩ましているのではないでしょうか。

 自分は雨が降ろうが槍が降ろうが、本命はオルフェーヴル。正直、馬場が荒れすぎるとどうなの?とは思いますが、それはどの馬も同じ。わからないことだらけです。

オルフェーヴル−23皐月賞10.JPG
(オルフェーヴル 皐月賞、勝利の後)

 実はもう東京入りしていますが、今年も日本ダービー観戦します。どんなレースを見せてくれるのか、楽しみでなりません。できれば、忘れられないくらい劇的なレースになってくれればと思います。

 その他、気になる馬を5頭、順にあげるとすれば、

 Nトーセンラー
 Eクレスコグランド
 Pユニバーサルバンク
 Iナカヤマナイト
 Fベルシャザール

 まあ、まだ間があるのでじっくり考えます。


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posted by 4492 at 00:42| Comment(0) | 競馬予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月24日

第28回 東海S

 どうも、4492です。

 先週日曜日の天気予報は、終日雨。ちょっと所用もあるし、この日は観戦中止と一度は決めました。しかし、昼過ぎの6Rが始まる頃にはパドックに出没。歴戦のダート戦士が集結した東海Sを見逃すことはやっぱりできませんでした。
 ということで、今回は幅広めにパドック写真を。



ゴルトブリッツ−23東海S01.JPG

 前走アンタレスSを快勝した1番人気ゴルトブリッツは、4コーナーでいつもの手ごたえがなく5着敗退。



テスタマッタ−23東海S01.JPG

 前走マーチSで復活Vを飾ったテスタマッタは、4着。まくるように上がってきたところまでは良かったのですが。


 
バーディバーディ−23東海S01.JPG

 フェブラリーS3着好走のバーディバーディ。善戦は続くのですが、中々一皮むけませんね。今回は6着。



シルクメビウス−23東海S01.JPG

 シルクメビウスはこんな不良馬場も得意なので期待しましたが、一頃の鋭さが感じられず。3着どまり。

 

ランフォルセ−23東海S04.JPG

 2着は6番人気ランフォルセ。おっつけてハナに立つと最後までしぶとく粘りました。



ワンダーアキュート−23東海S04.JPG

 そして勝ったのは、今年に入って2−1−2−2着と絶好調のワンダーアキュート。どうやら2度目の充実期が来たようです。

ワンダーアキュート−23東海S01.JPG
 
 レースでは、前走後手を踏んだスタートを見事決めて、好位の2、3番手を追走。雨で不良になった前が止まらないを馬場を味方に、逃げたランフォルセを捉えそのまま押し切り。トランセンドが出したレコードタイムを大幅に更新というおまけ付きで久々の重賞制覇。

ワンダーアキュート−23東海S03.JPG

 今年から種牡馬入りした兄ワンダースピードを後押しする力になる今回の勝利。このままの勢いでこの夏、秋とビックレースでどこまでやれるか。層の厚いダートGT戦線ですが、1発は十分秘めています。



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posted by 4492 at 03:38| Comment(0) | 競馬観戦記録2011 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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